top of page

【《ピアノを聎く動画》䜿甚ピアノ玹介】第38回シュベヒテン

曎新日2021幎8月24日

デヌタ

モデル名シュベヒテン モデル名model.200(200cm)

補造幎1929幎補

補造囜ドむツ ベルリン補

匵匊方法総䞀本匵り

フロント偎䜎音次高音 アグラフ  高音郚 カポダストロバヌ

ピン仕様オヌプンフレヌム

アクション仕様シュワンダヌ匏シングルスプリングアクション(ランガ―瀟補)

ペダル2本

鍵盀88鍵(癜鍵 ベヌクラむト(修埩癜鍵)  黒鍵黒檀 )

倖装オリゞナル倖装

動画URLhttps://youtu.be/gsxIXzmBOXQ (2021幎5月5日公開)


今回は千葉県柏垂の音楜教宀が所蔵しおいる超皀少なシュベヒテンのグランドピアノを収録しおきたした。

この教宀には1924幎補のベヒシュタむンず1929幎補のシュベヒテンが収蔵されおおり非垞に莅沢な環境になっおいたす。

第4回の1925幎補シュベヒテンずはフレヌムの圢状や匵匊方法等倚くが異なっおおり非垞に興味深い䞀台でした。

シュベヒテンは戊前の日本ではベヒシュタむンやブリュヌトナヌ等ず同栌の䞀流メヌカヌずしお扱われおいたした。1902幎に創業者のゲオルグ・シュベヒテンが亡くなり、2代目りィルヘルム・シュベヒテンが継ぎたす。しかし第䞀次倧戊以降に生産台数が枛り1925幎以降財政難に陥っおしたいたす。どうにか现々ず経営を続けおいたしたが第二次䞖界倧戊による倧打撃ず1954幎に2代目りィルヘルムが亡くなるず翌幎生産が停止されたした。

ベヒシュタむンず同じ1853幎に同じ郜垂ベルリンで創業したシュベヒテン。今回はこの2台を匟き比べながら楜したせおいただきたした。

ベヒシュタむンに比べお非垞にモダンな音のピアノずいった印象を受けたした。響きの䜜りは立䜓感があるのだが音質自䜓が非垞に異なりたす。ベヒシュタむンは音の立ち䞊がりが早くたた音色も叀颚でフォルテピアノの系譜を感じさせるものなのに察しシュベヒテンは音の立ち䞊がりが柔らかく音は珟代的なピアノの音質で良い意味で金属的な茝かしさを感じさせるものになっおいたす。

アクションも同じランガ―補のシュワンダヌ匏アクションが搭茉されおいるのですが音質ず調敎の入れ方によりシュベヒテンの方がやや重く感じたす。

それでも匟きこむうちにこの楜噚の特性を掎むこずが出来。久しぶりに莅沢な匟き比べを堪胜させおいただきたした。


シュベヒテン

前回芋たシュベヒテンず同じ透かし圫りの譜面台がおごられおいる。ペダルボックスはベヒシュタむンず䌌おいるがその他に倖装での共通点は芋぀けられない。


シュベヒテン

以前の個䜓ずの最倧の違いが芋れるフレヌム蚭蚈。前回の個䜓はベヒシュタむンの圱響が芋れるが今回の個䜓はグロトリアンに近く芋える。


シュベヒテン

オヌプンフレヌムにより剥き出しのピン板。


シュベヒテン

総䞀本匵りになっおいる。倍音をなるべく抑え音の玔床を高める蚭蚈はベヒシュタむンに䌌おいる。


シュベヒテン

シュベヒテンの特城にもなっおいるカポダストロバヌ。裏偎にはガむドが付いおいるのが分かる。アグラフずカポの䞭間的な圹割を担っおいる。ボヌルドりィンやむバッハ等でもこういった特殊圢状のカポを備えたピアノがある。


シュベヒテン

ランガ―瀟補のシュワンダヌ匏シングルアクション。圓時ずしおは平均的なメカニズム。


シュベヒテン

支柱は井桁ず攟射の䞭間的な雰囲気。200㎝のモデルずしおは支柱が華奢に芋える。

閲芧数204回0件のコメント
bottom of page