作曲家別おすすめ楽譜紹介 第8回【ブラームス】

最終更新: 2020年12月14日

この記事ではよく聞かれる『●●の作曲家はどこの出版社の楽譜を買えばいいですか?』を独断で紹介します。楽譜購入の際の参考にしてください。

第8回は濃厚なる後期ドイツロマン派ブラームスを紹介!

※楽譜の画像をクリックすると販売ページに飛べるので価格チェックなどにお使いください。(一部在庫の無い楽譜はリンク無し。)



ヘンレ版

おすすめ度:★★★★☆

価格   :★★★☆☆

網羅性  :★★★★☆

解説   :★★★☆☆

運指   :★★★★☆

入手性  :★★★★★


説明不要のヘンレ版。非常に使い勝手が良くブラームスでは愛用しています。運指は平均的で可もなく不可もなくです。解説も特筆することは無いけど必要十分。他社がピース譜中心なのに対してヘンレ版は曲集の形なので曲単価が安く全集で揃えるなら一番お財布にも優しいです。もちろんピース譜でもありますがピースで買うなら他の出版社の方が良いように思います。

手っ取り早くブラームスの編曲作品を除く主要作品を見たい方はヘンレ版で決まりでしょう。



ウィーン原典版

おすすめ度:★★★★★

価格   :★★★☆☆

網羅性  :★★★★☆

解説   :★★★★★

運指   :★★★☆☆

入手性  :★★★★★


ここ最近力を入れてブラームスの出版を続けているウィーン原典版。日本語で解説と校訂報告がしっかりなされており非常に良い楽譜です。

譜読みのベース楽譜としては現状最もオススメできます。ただブラームスに関しては各出版社いづれも運指が練られておらずあっても無くても変わらないようなものなのが残念です。

網羅性は今後に期待ですが、今現在でも人気のある主要曲は網羅されているのでそこまで不満は無い。



ベーレンライター版

おすすめ度:★★★★★

価格   :★★★☆☆

網羅性  :★☆☆☆☆

解説   :★★★★★

運指   :★★★☆☆

入手性  :★★★☆☆


現在ものすごい勢いで新原典版を出版しているベーレンライター版、ブラームスでも良い楽譜を出してくれています。

この楽譜の一番の売りは演奏者目線に立った譜割りにあります。譜めくりを極力排除するような製本がされており非常に画期的であり実用的です。しかし現状では網羅性が非常に悪く後期の作品群と一部作品しか出版されていません。

中身は何れも大差なく高品質なので間違いはないです。弾き手がどの楽譜を選んでも問題はないでしょう。

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